来場チケット / ライブ配信チケットを購入
アーカイブを購入チケット料金
会場参加 | 2,200円(税込み) + 1オーダー以上 |
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配信/アーカイブ | 1,650円(税込み) |
イベント内容
※ 本イベントは会場(秋葉原和堂)での観覧、または配信(ライブ+アーカイブ)でご参加いただけるイベントです。※ 米光一成さんはZoomを用いてオンラインで出演します。
リアル脱出ゲーム、マーダーミステリー、あるいはteamLabをはじめとするデジタルインスタレーション。近年、鑑賞者をリアルに物語へ参加させることを志向する作品が、ゲーム、現代アート、演劇などで急速に増えています。これらが与える体験はとても似ているといえますが、今までの注目は各ジャンルの内部ばかりで、ジャンルを横断して語られることはほとんどありませんでした。
劇作家の岸井大輔さんは、2000年代前半という極めて早い時期に、街を歩いて参加する演劇『ポタライブ』を主催しています。今回のイベントでは、岸井さんの発案によりゲーム作家の米光一成さんと美術家の大岩雄典さんにご登壇いただき、ジャンルの垣根を越え、鑑賞者(あるいはプレイヤー)を「物語に参加させるとはどういうことか」について語り合います。
世界的な大ヒットパズルゲーム『ぷよぷよ』(1991)のゲームデザイナーとして知られる米光一成さんは、近年では活動領域をアナログゲームに移し『はぁって言うゲーム』(2017)などでスマッシュヒットを飛ばしています。2019年の「これはゲームなのか?展#2」で展示した『記憶交換ノ儀式』(2019)は、参加者が過去の出来事を思い出し、他の参加者と記憶を交換し、再構成するという、通常の「ゲーム」の枠組みを超えた新しい体験の可能性を提示しています。勝敗もクリアもなく、手順に沿って記憶を交換するこの遊びを、米光さんは「ゲーム」ではない別の言い方で呼べないものかと悩んでいます。
美術家の大岩雄典さんは、インスタレーション作品を制作しながら、論文や批評を執筆する研究者でもあります。最近の活動では、上下階にずれた二つの時間に鑑賞者を巻き込む《スローアクター》(2019)や、豪華クルーズ船の一室を模したセットにその客船のなかで迷走する2人組の漫才が聞こえる《バカンス》(2020)など、時空間とフィクションが複雑に編まれる作品を発表し、幅広い注目を集めています。またゲームとインスタレーションの共通点を探る論考を『美術手帖』に発表するなど、従来の美術史の領域にとらわれない視点から、芸術の多様な経験を模索しています。
本イベントでは、様々な作品や研究、体験を紹介しながら、リアルに「物語へ参加させるとはどういうことか」について議論します。演劇・ゲーム・美術の批評に関心がある方はもちろん、リアル脱出ゲーム、マーダーミステリー、TRPG、人狼ゲームなどのファンの方、リアリティショーのマニアの方、絵画でもオブジェでも映画でもない何かを作ろうとしているアーティスト志望者の方、またそうした表現のファンの方に必見のイベントです!
企画は、参加型の演劇や数々のワークショップを作ってきた劇作家の岸井大輔さんです。
■ 注意事項
【会場参加について】
・会場はカフェのため、1オーダー以上のご注文をお願いいたします。
・最大50名まで入る会場で、最大人数を14名に絞り、座席間の距離を確保しております。
・当日、入り口で検温します。37.5度以上の熱がある方のご入場はできません。
・5日以内に平熱を超える発熱をされた方、咳・咽頭痛などの症状(軽度なものを含む)がある方、基礎疾患をお持ちの方、過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は来場をお控え下さい。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので、ご入店の際に手の消毒をお願いいたします。
・飲食時以外はマスクの着用をお願いいたします。また、マスクを外した状態での会話はお控えください。
・状況によりオンラインのみでの開催とさせていただく場合がございます。ご了承ください。
・来場チケットをご購入した方も配信をご視聴いただけます。当日、体調に不安がある方は配信をご活用ください。
【配信について】
・ライブ配信はVimeoを使用いたします。Peatix上からご視聴いただけます。
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です。
・配信を録画するなどして、再配信する行為は禁止いたします。
・配信中の画像をキャプチャして、SNS、ブログ等に投稿する行為は禁止いたします。
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。
・配信はリアルタイムとアーカイブでご視聴いただけます。アーカイブの視聴は2021年11月30日までご視聴可能です。
【キャンセルについて】
・ご購入後のお客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
登壇者プロフィール
岸井大輔(きしい・だいすけ)
1970年生まれ。劇作家。他ジャンルで遂行された形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。美学校講師、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。代表作「東京の条件」「始末をかく」「好きにやることの喜劇(コメディー)」など。
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米光一成(よねみつ・かずなり)
ゲーム作家、ライター。デジタルハリウッド大学教授。代表作に「ぷよぷよ」「はぁって言うゲーム」「バロック」「記憶交換ノ儀式」「変顔マッチ」「はっきよいゲーム」「想像と言葉」「レディファースト」「大炎笑」など。著書に『仕事が100倍楽しくなるプロジェクト攻略本』(ベストセラーズ)『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法』(日本経済新聞出版)など。西武池袋コミュニティカレッジ「表現道場」講師など。
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大岩雄典(おおいわ・ゆうすけ)
美術家。1993年生、東京藝術大学大学院映像研究科博士課程。インスタレーションとフィクションを制作・研究。トークや論考・批評、企画の執筆仕事も受ける。最近の美術展示に、「バカンス」(TOKAS本郷)「別れ話」(北千住BUoY)「スローアクター」(駒込倉庫)「margin reception」(渋谷スクランブルスクエア +ART GALLERY)「無闇|Blind」(TALION GALLERY)。第16回芸術評論募集佳作入選。『美術手帖』『ユリイカ』『早稲田文学』などに寄稿。
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公式ホームページ
イベントの時間
開場時刻 | 13:40 |
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開始時刻 | 14:00 |
終了予定時刻 | 16:30 |
住所 | 東京都千代田区外神田6-14-2サカイ末広ビル地下1階 |
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連絡先アドレス | info.sengenbango@gmail.com |